こんばんは。
子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を
引き出すサポートをする
元小学校教員の ずんずんです🌱。
N兄さんに ちょっかいを出すNちゃん。
まだまだ 緊張はあって
いつも かたくなな表情のNちゃんだけど
Nくんに見せる顔は 違う。
それは 自分のことを理解してくれている、
とわかっているから。
Nくんは 毎回自分から輪に入れないNちゃんを見つけると
必ず 声をかけてくる。
自分が持っている 大好物の柿などを
惜しみもなく 渡す。
こんなすてき男子 惚れないわけはない♡。
N兄さんの隣の席を しっかりとキープして朝の会も過ごせたから
きっと ノリノリで まるくなれ～のあいさつも
参加できるはず！
というわけには いかない人生でございます。
ひとりで たたずむNちゃん。
それに気づいた Hちゃんは
静かにひとりで Nちゃんのもとへいき
そっと手を握った。
お返事タイムのときは
Hくんが まだ自分のタイミングが準備できていなかった。
でも 子どもたちは 待った。
待っている中で Mちゃんが言った。
「みんなで 呼んでみようよ！」
「せーの！Ｈくーーーん！！」
でへへへ でへへへ。
うれしくって たまらないＨくん。
みんなも 一気に笑顔になった。
朝 ひと泣きするＨくんは
母と離れて 一分後には もう切り替えている(笑)。
なので まわりの子たちも あたしたちも
その 涙に翻弄されることがまったくない(笑)。
今まで 散々泣いてきたから
あとにひけなくなっているのか
引き際のタイミングを逃したのか
とりあえず やってみているＨくんなのである。
どっしりと構えて待っていてくれる なかまがいる場所
ということが
だんだんとわかるようになり
安心材料につながったからか
家から握りしめて もってきた お菓子も
「リュック（に） 置いてくるー。」と
自分のことばで 考えを伝え
実行した。
ひと悶着あり べそかいていたKくんに
「りんご飴どうぞ。」
と持ってきてくれた Mちゃん。
どうして持ってきたのか聞くと
「だって 泣いてるから元気だしなって思って。」
と。
片付けのじかんに あたりを見渡して
もうないと 確認したのに
草の間に隠れていたり
見過ごされていたりする おままごとのお皿やタッパなど
よく見つかる。
そんなときに 自分が使っていないものでも
「Kが 片づけてくる！」
と 然るべき場所に片付けに 駆け出していく。
Kちゃんは やりたいから やってるだけ。
子どもたちを見ていると
そういう場面に たくさん出くわす。
でも 本来 人ってそういうふうに 生まれてきたんだよなぁ
とも思う。
いつの間にか
自分が得になるようなことだけ
自分が評価されるようなことだけ
とか
世界が狭くなってしまっていって。
この子どもたちの 純粋な気持ちから
あふれてくるものを
とりこぼさないように 受け入れていきたいなぁ。
そしたらあたしも 浄化できるかな？(笑)。
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