かわっていく

こまめ
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こんにちは!

こまめスタッフのドドリです!

A君が出口に向かって歩き出した。

朝の会で「一人にならない」

という約束がある。

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でも時々ママパパが恋しくなり

出口から出ようとする者が現れる。

A君の後姿を見て

S君がソワソワしている。

「行っちゃったよ。みんなで『待て待て』しようよ」

と言った。

「S君一人では難しい?」

と聞くと少し悩んで

「一緒に行こう」

とS君が言った。

年下の仲間を心配する姿があった。

まだひとりでは行けなくても

今まではS君からそのような声かけすらなかった。

誰かが助けに行くと一緒に着いていくということはあったが

自分で「やらなきゃ」という思いが芽生えた。

その気持ちは大事にしたい。

「わかった。一緒に助けに行こうか」

と伝えると

すぐに走り出すS君。

歩いているA君を止めると思いきや

A君を通り過ぎて出入口の柵を掴んだ。

「一緒に持とう」

と言った。

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柵をしておけばA君を守れると思ったのだ。

無理やり連れて行こうとはしない。

S君らしいやり方だ。

柵をつけると、達成感か

「よし」と言ったような表情のS君。

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A君はというと・・・

川に降り始めていた(笑)

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なんだ。

脱走しようとしていたのではなく、川に向かっていただけだったのか。

S君と一緒に笑い合う。

A君が予想と違う行動をしたからか

A君の危険が守られたからか

S君はニコニコ笑っていた。

そしてA君を追ってS君も川に降りて行った。

こまめの平和は守られた。

一仕事終えたS君は水遊びを存分に楽しむのであった。

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今までS君は寡黙なタイプで、

気持ちや考えを言葉で発信することが少なかった。

そんなS君が仲間を守るためとなると

「こうしよう」「ああしよう」

とアイディアを出してくれたのが私は嬉しかった。

そして自分がみんなを守る!と言う思い。

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年下の仲間にとってお兄さんでいることを意識しているような様子を感じ取れて

S君の成長を感じた。

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こちらもA君

そしてA君との関わりに葛藤中のM君。

M君はA君が大好きなのだが

手を引いたり抱き着いたりするたび

A君は転んで泣いてしまう。

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力加減がまだわからないのだ。

自分は好きなのに相手は泣いてしまう。

そのもどかしさから叩いてしまう場面も以前はあった。

今日も大好きなA君に関わりに行くが

以前とは少し目が違う。

上手くいかないもどかしさが怒りに変わっていたが

今日は戸惑っているような表情

どうしたら良いのかを考えている。

「A君の顔を見てごらん。笑っている?泣いている?」

何度もこの言葉をかけているが以前はおかまいなしだった。

しかし今日のM君はその言葉を聞くと

Aくんからスッと離れ

ジーっとA君の顔を見ている。

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M君は方法を探している最中なのだ。

自分の思うように相手は動かない時もある。

でもそこから考える。

そんな風に変わっていった。

子どもの成長って

大人の思い通りに行動することではない。

子ども自身が考えて変わっていくことではないだろうか。

だからこまめでは

私たちも驚くような子ども達の変化が見られる。

私たちもそこからたくさん教えてもらっている。

一緒に成長できるんだよね。

今日も明日も毎日子ども達は変化している。

明日はどんな姿が見られるのかな?

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