こんにちは!
こまめスタッフのドドリです!
朝の会でのまぁるくなぁれの1シーン
まだひとり、I君が輪に入れていない。

I君を見て声をあげたのはS君
「I君中に入って」
ずんずんも私も驚いた。
S君は普段
みんなが揃っていない中で
「せーの!」
と声を掛けて始めようとすることがよくあった。
「S君は準備できてるけど、周りのみんなも見てみてね」
と声を掛け続けてきた。
マイペースなところがあるS君が
輪に入っていない子を見つけて声をかけたのだ。
ちゃんと私たちの話を受け取っていて
周りの仲間たちの対応の仕方を見て
学んできていたんだな。
と今日わかった。
さらには手を繋げていないAちゃんに
「つなごう」
と声をかける。

しかしAちゃんはつなごうとしない。
後からわかったことだがAちゃんは袖が長くて手を繋ぐ前に
袖をまくりたかったらしい。
でもそんなことはわからないS君
無理やり手を引くのではなく
考える。

Aちゃんの顔を見て
どうしたらよいのか探っている。
S君の思いが顔に現れていた。
そんなS君の真剣な思いが伝わったからかAちゃんも
最後にはS君と手を繋ぐ。
たった1日でここまで現れ方が変わるなんて・・・
仲間を思う気持ちや、周りを見る視野
全部確実に育っていたんだなぁ。

無事活動が始まると
NちゃんがAちゃんを電車ごっこに誘う。
「Aちゃんはここに乗って!Aちゃんは運転手さんね!」
とやや指示が多い気もする・・・

しかしここで言いなりにならないのがAちゃん
最初は指示に従って遊んでいたが
「いやよ。」
と自分の思いを伝えた。
Nちゃんはそこで怒ったり泣いたりしない。
拒否されたからと言って
そこから考える力を持っている。
Aちゃんが川の方を眺めている姿を見ると
同じ方向を見て
「あっちに行こうか!」
とAちゃんを川の方へ誘った。
「うん!」
と今度はAちゃんも笑顔になる。
NちゃんはAちゃんのことが大好きだから
一緒に遊びたくて先導したかった。
しかし決して自分の思い通りにしようなんて思っていなかった。
自分も相手も楽しめる
その方法を見つけた。
それは相手をよく観察して
相手の見る風景を見たからだ。

こちらはA君との関わりに苦戦中のM君。

以前も成長日記で取り上げたが
M君はA君のことが大好きすぎて愛が重い。
抱き着いたり引っ張ったりして
結局A君は泣いてしまう。
「今のやり方だとA君は楽しくなさそうだね。M君もA君も楽しいやり方を考えないとねぇ。」
と話をする。
M君は大人が思っている以上に話の内容を理解して
そしてちゃんと考える。
今度はA君に近づき

そっと隣に並ぶと
A君の見ている先を見つめた。
アリの観察をしているようだ🐜

そんなことを始めると二人には楽しいそうな雰囲気が流れる。
A君がM君をみて笑いかける場面もあった。

よく私は
「相手の顔をよく見て。楽しそうかな?嫌がっているかな?」
と言う話はよくする。
しかしM君はそれも実行している。
でもダメだった。
そして自分で考えた結果
相手を見る。
のではなく
相手の見ているものを見る。
にしたようだ。
「なるほどなぁ。」とこちらも声が出る。
同じものを見てわかることがあるし
同じものを見て近づく距離がある。
子ども達は色んなやり方を試しながら
人とのかかわりを学んでいっている。


