卒こまめ式2026

こまめ

こんにちは。スタッフのはなです。

3月15日に、無事に今年度の卒こまめ式を行いました。その日の様子と、私の心のつぶやきです。

すべて準備を整えて、余裕のある朝。みんなを出迎える。


ご近所の看板犬ぎんぎんも、蝶ネクタイをしておめかししてきてくれた。

今年は晴れ。気持ちのいい朝だ。

ベースでの卒こま式記は念すべき1回目。
そして、こまめ10年目という節目の年。

あずまやのDJブースも輝いている。
DJしんちゃんセレクトの音楽がベース会場に響いて、まるでフェス会場みたい。

「撮る人を撮る人」笑

今年も卒こまパパの佐野さんが専属カメラマンとして来てくれた。

いつもの場所で、いつものように。卒こまする子どもたちが主役になれる式にしたい。
そう考えて準備して、この日を迎えた。

子どもたちの力が最大限出せるように、いつも通り。

環境を整えて、簡素に。でも、あったかい式になるように。

そんな想いで準備してきた。

不安はまったくなかった。
この子たちとなら、式は無事に開催できる。
信じてやるのみ。

「ひとつ終わらせてから次のことだよ」

いつもこまめで伝えている言葉を、
ずんずんが最初に伝えた。

今日は一つの区切りの日。

「まあるくなあれしない」と言っていたMHくんは、
ずんずんの言葉を聞いて、ドドリと一緒に輪に入ることを決めた。

ちゃんと分かっているんだ。
できるんだよね。

まあるくなあれをしたら、こまめが始まる。
いつものこと。

でも今日は少し違う。

いつもならみんなを引っ張っている子たちも、
戸惑い、緊張した顔で座っている。

ゆっくり立ち上がって、
なんとか仲間と手をつないでいく。

緊張が伝わってくる。

後ろにはたくさんの人。

ドキドキの気持ち。
新しいステージを楽しみにする気持ち。
卒こましたくない気持ち。

いろんな気持ちが詰まった
まあるくなあれで、卒こま式が始まった。

ドドリと一緒に、
いつもの朝の会のように人数を数える。

今年の卒こま生は、7人。

人数を数えたら、いつものように呼名。

「準備ができた子から呼ぶよ。」

姿勢と視線からあふれる
「準備できたよ!」のサイン。

最初から準備できている子もいれば、まだの子もいる。

これもいつもと同じ。それぞれにペースがある。

自然な流れで始まる証書授与。

少し不安げで、緊張の表情。
誰を呼ぶか正直迷ってしまった。

でも、目が言っていた。

「できるよ。呼んでいいよ」

そうだ。
子どもたちを信じるのが、私たちの役目。

Aちゃんが立派に証書を受け取って、
証書授与が始まった。

「何か伝えたいことある?」

「ない!」

潔い答えに思わず笑っちゃう。

家では別のことを言っていたらしいけれど、
これがこの瞬間のNくんの気持ち。

セリフを覚えて言えることも素晴らしいけど、この方が自然でこまめらしい。

ママのところへ戻ると、少しだけ表情がゆるんだ。

今できることを、精一杯やったんだよね。

同じくガチガチに緊張しているように見えたHちゃん。

でも、覚悟が決まったのか
ちゃんと目はこちらを向いた。

返事もばっちり。

「後ろから行く!」

そう宣言して、ゆっくり動き出す。

練習と同じルート。
安心できる道を、自分で選ぶんだんだ。

立派な3歳の後ろ姿。

練習用の厚紙さえも欲しいと言っていたHくんは、

本物の証書をこんなにも嬉しそうに受け取ってくれた。

入隊した頃には
想像できなかった姿に泣けてきちゃう。

Cくんは、返事も受け取りもばっちり。

でもマイクを向けると
歌い始めちゃう。

Cくんらしくて、愛らしい。

最後は大きな声で「こまめ楽しかった!」

ありがとう。

Hくんは大好きなSくんと一緒に卒こま。朝から一緒だった。

直前までSくんと遊んでいたけれど、
ちゃんと自分の席に戻ってくる。

キラキラした表情で前に立つ。

こんなにも立派になったのだなぁ。

証書をじっと眺めて、
指差したのは、やっぱりSくんの写真。

証書を受け取る場面になると、Sくんは泣いていた。

「証書もらわない」
「卒こましない」

そんな気持ちが伝わってきた。

ここ数日の彼の様子から、スタッフはみんな分かっていた。

きっと会場にいたみんなも理解してくれていた。

練習では、立派な姿を見せてくれた。
それだけでもう、胸はいっぱいだった。

だから本番はどんな気持ちでも受け止めようと、覚悟していた。

最後の試練の時間。
直面する時間。
卒こまが決まったからには、きちんと終わりにしなければならない。
きっとSくんなら、自分のタイミングで向き合えるはず、そう信じていた。

みんなが見守る中、泣き続けるSくんのところへ、SHくんがそっと寄り添った。

自分の証書をSくん母に渡そうとするではないか。

笑っているSくんの写真を指さしていたのは、

「Sくん笑って」

そんな気持ちだったのかもしれない。

やっぱり最後は
子どもたちに助けられるんだなあ。

こうして
こまめらしい
7人7色の証書授与が終わった。

地主の井原さんからの言葉をいただいた。

井原さんも、こまめっ子と同じくらいの頃この場所で遊んでいたそうだ。

川に流されたこともあるとか。笑

そんな場所で、今はこまめの子どもたちが遊んでいる。

この一年、
井原さんは、お忙しい中毎日のように
子どもたちに会いに来てくださった。

その理由が少し分かった気がした。

こまめ10年目の節目に
素晴らしい人と場所に出会えたこと。

この一年を、こんな形で締めくくれること。

本当にありがたいことだなあと感じた式だった。

さあ、式が終わったら、2次会!

ここからは少しオトナの時間。

卒こま保護者さんたちから
看板のお披露目。

おじいちゃんも制作を手伝ってくださったそう。

自然に溶け込みながらちゃんと目立つ、かわいい看板。

自分たちは卒こまするのに、この先のために残してくれることが本当に嬉しい。

在こまSくんの保護者さんからはシードボール。

春が終わる頃、花が咲いて
それを見て、食べて
卒こました子たちを思い出せるように。

先のことまで考えてくださっていることに、愛を感じる。

2次会最後は、スタッフからのムービータイム。(ドドリ編集)

卒こまファミリー限定の時間。

式の緊張から解かれてみんな食い入るように見ていた。

長い子は1歳のおやこまめから。

春に入隊した子も、今は全く違う顔。

保護者さんたちも同じ。

緊張と不安の中で始まり、

今ではどんと構えるかっこいいお母さん・お父さんたち。

優しい保護者の皆さんに、いつも救われていました。

心から感謝してます。

心も体も大きくなった、7人のこまめたち。

卒こまめ おめでとう。

式に来てくださった総勢82名(+1匹)のみなさん

ありがとうございました。

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