まわりみち

こまめ

こんばんは。

スタッフのはなです。

卒こま保護者さんやご近所さんからいただいた梅ジュースで乾杯。

季節限定の、こまめおやつタイム♡

遊びもひと段落したところで、子どもたちもスタッフもほっと一息。

全員分が入るまで待つ、ただそれだけのことでも、

それを自然と学べるのが、こまめの集団のよさだなあ。

暮らしの中で、子どもたちはたくさんのことを感じ、考え、学んでいる。

「飲みたい!」というはっきりした目的があると、子どもたちの体は自然と動く。

Hくんたちは、いつになく積極的に笑、みんなのためにジュースを運んでくれた。

目的があれば、行動は変わる。

今日はそのことをまざまざと見せてくれた子どもたち。

SHくんは、やかんとおたまを木にかけたい!と試行錯誤中。

「いかない」「だめだ」「なんで〜」という声に、その苦戦ぶりが表れていた。

でも、今日はいつものように「抱っこ」や「やって」と誰かに頼るのではなく、自分の立ち位置を変え、何度も挑戦してやり切ったのだ。

強い目的があると、最後まで諦めずに取り組めるんだ。

朝の会でも、子どもたちの「やりたい!」が、ひとつの輪をつくっていった。

「まあるくなあれ」をする、という目的に向かって、みんなが動く。

でも、SHくんや、MHくんが離れ離れだった。

連れてこようとしても、MHくんは「嫌だ」と仲間の手を払った。

でも、そこで終わらないのが今日の仲間たち。

じゃあ、次は?

MちゃんやEHくんの声かけで、みんなで近くに行ってみた。

でも、やっぱりだめ。

それでもあきらめず、様子を見に行く仲間がいた。

その突破口は、なんと最年少のKくんだった。

待っている仲間たちの、それぞれの想いが行動から見えてくる。

でも、今日はそれでもうまくいかなかった。

もう一度、「じゃあ次はどうするかな。」今度は私の心の中で言っていた。

すると、EHくんが呼びかけた。

「こっちに戻っておいで」

その声に合わせて、みんながMHくんを見ていた。

さっきまで1人でいたSHくんも、見ていた。

その視線が、声が、MHくんの背中を押す。

自分の足で戻ってきたHくんに、もう、涙はなかった。

一つの目的を、みんなで達成できて、初めてこまめができるのだ。

挨拶の後も、YくんはHくんに水筒を渡しながら声をかけた。

「空けといたよ〜」と。

「よくやったね。」と、そんなふうに見えるその言葉に、仲間への敬意が感じられた。

自分で決めて戻ってきたHくんの表情は、こまめにまっすぐだった。

まだ人生経験2〜3年の子どもたち。

こまめの中で、うまくいかないことはたくさんある。

何度も壁にぶつかって、悔しくて、泣いて、そこからまた立ち上がる。

やりたいことを叶えるために、あの手この手で考えて、行動していく。

自分でやることは、どうしても時間がかかるが、

その時間こそが、子どもたちの心を育てていくんだ。

今日の読み聞かせは『せんろはつづく』。

線路の先に池があったとき、「どうする?」と、ドドリが読むと、

EHくんは「道を変える!」と即答。

普段から意識しているからこその、即答であろう。

絵本では、それを「まわりみち」と表現していた。

簡単には通らせてくれない道を渡り続けて、

子どもたちは確かに育っていく。

こまめは、そんなまわりみちを、

全力で応援したいと思っている。

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