デビューの日

こまめ

こんばんは。スタッフのはなです。

勢いよく駆け出す背中は止まらない。後ろを全く振り返ることなく、走る、走る、走る

でも、これは朝の一コマ。まだ、活動は始まっていない。

これは今日新入隊のHちゃんだ。

私はAちゃんにバレないように、でも安全を守れるように、追いかけてのぞいた。

知らない人から見たら完全に不審者です。笑

かなり離れていってしまったので、いよいよ連れてこようかなと思った時、Hちゃんはくるりと向きを変えて戻ってきた。

「早く!早く!ママを探してきてえええええ〜泣」

知らない場所に、知らない人たちがいて、突如母は車で行ってしまった。

どんなに辛いことだろうか。

そこの気持ちはわかるけど、せっかくこまめを選んで来てくれたんだ。

こちらも覚悟をして真剣に伝えた。

「ママは逃げてないよ。でも、すぐには戻ってこない。2時にくるよ。こまめで遊んでいたら来るから、Hちゃんは待つよ。待ってれば絶対に来る。」

Hちゃんは真剣に聞いてくれた。そして、「うん」と言って、「抱っこ。」と言ってきた。

まだ関わって数分の私に、抱っこを求めてくれた。この状況を受け入れようとしていた証拠だろう。

魂の叫びをして、全力で走って出し切ったのだ。そこからのHちゃんは、気持ちの切り替えが早かった。

沢に着くと、知らぬ間に入って「あ〜ズボン濡れちゃった〜」と言うくらいの余裕。

でも、まだ慣れない沢。転んでしまった時にまた泣いてしまった。

すると、Iくんが飛んできた。

「大丈夫?Iがついてるよ。」と言って、手をとったのだ。

そ、そんな言葉初めて聞いたよ〜?!?

Hちゃんが初めてのこまめだということも、初めての日の大変さも、分かっているのだろうなあ。

Iくんの一言で泣き止んだHちゃんとIくんは、そのままデートに行っちゃった♡

デートを見送り、沢を散策していると、また別の泣き声が響いていることに気づく。

Aくんだ。なんと、Aくんも本日デビューの仲間✨

泣きながらも体は勝手に動き、沢に入っていた。

入っていった、というよりも、「入ってしまった」と言った方が正しいだろうか。

Aくんは立ち尽くして泣くのではなく、泣きながら動く、動く。

でも、よく見ていると入った方とは反対方向へあがろうとしている。

そう、ママを追い求めているのだ。

石垣も簡単に登り、草も生えている急斜面を四つん這いで登っていってしまった。朝のHちゃんと同じで、後ろを見向きもしない。ものすごいガッツだ。

そんな姿を見たHくんは「すごいねえ〜」と感嘆の声をあげていた。

「ままに会いたいのかもね〜」と言っていたので、状況は理解してはいるだろうが、この行動を素直に褒めるHくんの素直さにきゅんとする。

さて、そんなAくんが気になって仕方なかったのがAちゃんだ。

「いってくる!Aが助けに行かないと。」という顔を見たら、これは本気なんだと思った。

Aくんの場所まで来るとまず、「大丈夫?ママに会いたくなったの?」と優しく声をかけてくれた。

「みんなの方に行こう。」と声をかけていた。

その場でAくんは泣いていたが、その後私も話をしたら、表情が変わった瞬間があった。

自分の足でみんなの場所へ戻ることができた。

戻ってから、Aちゃんを指差していたので

「さっき助けに来てくれたね。Aちゃんだよ。」というと、「うん、Aちゃん♡」とお礼をするように名前を呼んでいた。

Aちゃんの気持ちは、Aくんの心にちゃんと響いたんだろうな。

誰もが通る「最初の日」や「初めて」。

仲間に受け入れてもらって、気にかけてもらいながら、

たくさんの試練を乗り越えて、今度は新たな仲間を受ける側になっていく。

朝、遅れて輪に入っていったHちゃんを見るみんなの姿を見たら、受け入れる側の準備はいつでもOKなのだと思った。

これから一緒に楽しんでいこうね!

Hちゃん、Aくん、こまめデビューおめでとう✨

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