まあるくなあれ

こまめ

こんばんは。スタッフのはなです。

Nちゃんは、Nくんのことが大好き。

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優しいNくんは、困っていたら助けてくれる。守ってくれる。
そんなNくんに心を開いたNちゃんは、今日は自分から「やって」とお願いをしていた姿も見られた。

焚き火では、長い棒を入れたいとSくんとNくんで言い合う場面があった。
でも、Sくんの顔を見たNくんはパッと手を離し、「Sがやっていいよ。Sに任せる。」と言って一歩引いた。

それで終わりではなく、Sくんが薪を入れるのを後ろで静かに見守っていた。

そう、Nくんは、そういう男だ。

そして今日の朝の会。
少し遅れてきたNくんは、母との別れ際に珍しく涙を浮かべていた。

心が落ち着くまで、少し離れたところでゆっくり水を飲むNくんに、

「準備ができたらおいでね」と声をかけると、力強く「うん」と返事をしたので、私は離れた。

けれどNくんが動き出せないまま、みんなは輪になり始めていた。

いつもなら自然と「せーの!」の声があがるはずが、この日に限って誰も言わない。
でも、みんなの心はそこにある。
不思議な静けさの中で、ただ待っていたように見えた。

みんなを観察していると、Nくんへの視線がいくつもあった。
Nちゃん、Kくん、Sくん。
まだ入隊したてのMちゃんでさえも。みんな2歳たち。
みんなの視線の先には、離れたところにいるNくん。
「いつもはここで仕切っているNくんがいない・・・」
「いつも泣いていない Nくんがどうしたんだろう・・・」
視線からそんな気持ちが感じられた。

Kくんは「まあるくなれをしたいのにできないよ。始められない。」とポツリ。

Yくんはずっとおしゃべりをしていたのかと思えば、「あっちに(Nくんが)いるからまだだよ」とみんなの気持ちを引き締める。
今思えば、待つために、間を持たせるために、おしゃべりをしていたのかもしれない。

Yちゃんも、Nくんの存在には気づいている。
でも、Yちゃんは向かわない。この場にいて、みんなをまとめることに使命を感じていたように思えた。
輪を離れようとしていたHくんを、Yちゃんは必死に止めようとしてくれていた。
でも、Hくんの意志はNくんに向かっていたのだった。

Yちゃんの手を振り解いたHくんは、蛇行しながらもNくんのところへ向かった。
手を取ったり、顔を覗き込んだり、頭をくっつけてみたり。笑
言葉より先に体が動く、Hくんなりの「迎えに行く」気持ちだった。
これまでHくんが何度も仲間にしてもらってきたことを、今日はHくんがする番だった。
「Nくんを連れてきたかったの?こまめやりたかったの?」と聞くと、力強く「うん」と返してくれたHくんに感動してしまった。

ずっと気にかけてくれていたYくんも、Nくんのところへ向かった。
その第一声は「どうしたのー?」だった。
さらに「何の上着着てるのー?」と、さりげなく相手の懐へ入る。
まずは相手を観察して、様子を伺って声を掛ける。
こんなことができるようになったんだね。

ずっと見ていたSKくんも、Nくんの方へと向かうと、
柱の影から何度も顔を出し、「ばあー」と、笑わせようと試みていた。
これがKくんのやり方なんだ。

今日のメンバーは、2歳と3歳しかいない小さな集団だった。
他から見たら、仲間を連れ戻す行動をしているとははっきり分からないような行動をしていたのだが、
前後の発言や動き、日頃の関わりなどを観察していると、わかる事だった。
それぞれの方法で、それぞれの距離から、みんなが仲間に寄り添う光景が素晴らしかった。

そして、Nくんが輪に入ってくると、ようやく湧いた「せーの!」の声。
やっぱりみんな待っていたんだ。

でも、誰も急かしたり強引に連れ込んだりしない。仲間のペースを一番に考えていた。
9時に始まった朝の会は、気づけばこの時9時50分を過ぎていた。
約1時間、子どもたちは一人の仲間のために、ただひたむきに待ち、考え、動き、やり遂げたのだった。

仲間のことが大好きで、信頼していて、助け合っていて、
その力がこんなにも自然に溢れ出すのが、こまめ。

振り返りでHくんが「みんな好きー!」と言った。
それにに続いて、「〇〇もみんな好きー!」の嵐。

みんなが好き。
仲間が好き。
だから動ける。
だから待てる。
だから優しくなれる。

これを2歳・3歳がやっているこまめって、やっぱりすごい。

語彙力がなくてごめんなさい。でも、すごいとしか言えない。

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