赤ちゃん?!

こまめ

朝、ずんずんのズボンに穴が空いた。
火が飛んでしまったのだ。

そんな話を子どもたちにしていたら、驚くほど真剣な顔。
大人だって、こういう時もある。
誰にでも起こりうる危険を知ることは、
命を守ることにつながっていく。

そんな話を聞いたあとでも、
焚き火が大好きなNちゃんは変わらない。
葉っぱを集めに行く先輩を見て、
「Nもいく!」と意気揚々。

集めてきたのは、大きなみに、わずかばかりの葉っぱ。
それでも本人は大満足。
やりながら、体で覚えていく。
火との距離も、関わり方も。

最年少、1歳半のMくんも、焚き火に興味津々。
みんながいなくなってから、
そっと手に持った枯れ枝を入れてみる。
そして、にやり。

火との距離は遠く、
こちらが構えすぎなくても、見守っていられる。
よく考えたら、1歳児が焚き火してるって凄すぎる。

そんなMくんが自分でゲットした器を持って散策していると、
砂遊びをしているTちゃんを発見。
器を差し出し、「だあっ」と一言。

その一言で、すべてが通じたのか、
Tちゃんは優しく砂を入れてあげていた。

入れてもらったMくんは満足気。願い叶ったり!
言葉がなくても、ちゃんと関われるんだよね。

私たちから見れば、
Mくんはすっかり立派なこまめっ子。
けれど先輩たちからすると、「赤ちゃん」なのだそうだ。笑

自分より小さい存在を、そう呼んでいるだけなのかもしれない。
でもその言葉には、
「守る存在」という意味が、ちゃんと含まれている気がする。

Hちゃんは、Mくんと同じ歩幅で歩く。
さらに、さっと崖側に回る。
もう本能なのだろうか。
まるでお母さんのようだ。

Iくんは、
「いい子いい子したい〜♡」と、メロメロ。

教えられたわけでも、
指示されたわけでもない。
ただ、一緒に過ごしているだけ。

危険を知ること。
距離をとること。
そして、誰かを守ろうとすること。

子どもたちは、自分で身につけていくことができるんだよね!

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