こんにちは!
今日おむつを変える時に子どもの💩が足に飛んできました。
こまめスタッフのドドリです!
朝の会のまぁるくなあれの一コマ。
M君はベンチから動かない。

他の子達は輪を作ってM君を待つ。

しかし動かない。
Tちゃんが何度もM君に近づき、身振り手振りで誘い出す。
しかし
動かざること山のごとし。
Tちゃんは一度輪の中に戻る。
ずんずんから
「なんでM君は来たくないんだろうね?」
と言われると

「まぁるくなぁれ、楽しくないのかな?怖いのかな?」
とつぶやく。
Tちゃんはいつも楽しそうに輪の中に入り
まぁるくなぁれを歌う。
でも他の子は違うのかもしれない。
自分の感覚とは違う人もいることを理解して
相手の気持ちを考えている。
「M君、大変。」
とつぶやいた。
ずんずんが
「それは、連れてくるのが大変ってこと?」
と質問をすると即答はできなかったがうなずく。

「なんで連れてくるのが大変だと困るの?」
と聞くと
「みんながいるから・・・」
と言った。
それはみんなが待っているからと言うことなのだろうか。
しかし自分の言葉の後に顔をあげ、Tちゃんは言った。
「みんながいるから、みんなで助けよう。M君お迎えに言ってくる!」
その言葉に動いたのはTちゃんだけではなかった。

TちゃんとS君がM君の手を引き輪の近くまで連れてくると

S君がM君の背中をそっと支えて輪の中に入れる。

私は学生時代集団行動が嫌いだった。
集団行動と聞くと個々の思いが薄くなる気がしたからだ。
この朝の会はこまめにとっては集団で動く時間だ。
でも決して個々の気持ちを軽んじていない。
みんなと一緒に動かない子の気持ちを考える。
そして子ども達自身が優しいやり方で迎え入れる。
M君だってまだ1歳10か月
かなり高度な集団行動を強いているはずだ。
朝の会はベンチで座らされ、まぁるくなぁれをする時は自分で動いて輪に入れ
なんて
そりゃあ難しいよね。
でも大人からではなく
仲間からの心からの
「一緒に行こう」

はしっかり受け止めていると思う。
だからきっと少しずつ変わっていくだろうな。
さて今日はお昼ご飯をこまめの家で食べる日。

こまめベースから歩いて向かう。

家に着いたらみんなへとへとだ。
Yちゃんは今日初めてこまめの家に入った。
畳の上に座り、周りを見渡した後
「素敵なおうち♡」
と可愛い一言。

そんなYちゃんも誰かが困っていると放っておけない
姉御肌なところがある。
甘え上手なI君に
「これ手伝って~」
と言われると断れない。
以前
「Yちゃんたくさんお手伝い頼まれるけど嫌じゃないの?」
と聞いたことがある。
「んー、ちょっと嫌かな。」
と答えた。
「Yちゃんが手伝いたいならいいと思うんだけど、嫌だったら自分の気持ちも大切にしてほしいな。」
と伝えた。
そして今日。
着替えの時間にI君が泣いた。
「手伝って~手伝って~」
と着替えの手伝いを大人にお願いする。
「できることは自分でやってみてね」
と伝えるとさらに泣く。
I君はもう十分自分で着替えができることを、こちらは知っている。
「びえぇぇぇぇぇぇ!」
涙は止まらない。
Yちゃんは今日少し遠くからI君を見ている。

「泣いたらやってもらえると思われたくないから手伝わないよ。本当にできないことは泣かなくても手伝うよ。」
と伝えると
I君は泣きながらも動き出した。

覚悟を決めたようで
涙と鼻水で濡れた顔だがその姿は本当にかっこかった。
そんな姿を見て、Yちゃんが動き出す。
隣に寄り添い
「頑張って」
とつぶやく。

ただ決して手を出すことはない。
後でYちゃんに聞くと
「応援することにした。」
とニコニコして答えた。
自分の子とも大事にしたい。
でも相手の子とも大事にしたい。
そんな葛藤が、こんな小さな子の中にあったのだ。
そしてYちゃんは答えをだした。
相手を思う気持ちも、自分を大事にしたい気持ちも
どちらも認められる方法だった。
「ドドリはYちゃんに気付かされることばかりだよ」
と伝えると
Yちゃんはにやりと笑った。
子ども達はいつも大人の想像を超えていく。


