大人は知らない

こまめ

こんにちは!

こまめスタッフの泥団子職人ドドリです。

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すごい近くで飛行機が飛んでる!

子ども達が空を見上げ走り出す!

「飛行機だ!」

私も負けじと走り出す。

飛行機が近いと大人でもなんだか気持ちが昂る。

同じ思いを大人も子どもも共有して

同じ空を見上げている。

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今日私は子ども達を観察するのではなく

仲間に入れてもらい、本格的に一緒に遊ぶことを試みた。

大人としてではなく、仲間として。

なんだか無性に本気で泥団子を作りたい日だった。

私が泥団子を作っていると

「ちょうだい!」

と左右上下から小さな手が伸びてくる。

「これはドドリのだからあげられない!みんなも自分で作ってみればいいじゃない!」

と言うと

「できないからちょうだいよ!」

と言われた。

子ども同士の会話ってこれが普通なのだよな。

としみじみ感じる。

自分のやりたい!欲しい!に素直だからこそ

相手と衝突する。

欲しい気持ちはわかるが、

私だって丹精込めて作った泥団子だ。

正直あげたくはない。私の物にしたい。

改めてこんな時に、会話で解決しているこまめの子ども達はすごいと思った。

こういう時は普段のこまめっこ達の会話を思い出し、参考にさせてもらう。

「作り方を教えることはできるよ。一緒にやる?」

と聞くと

「教えて!」

と返事が来た。

こうなると突然楽しさは倍増する。

狙われている泥団子を隠しながら育てるより

教えながら一緒に泥団子を作ることで

一人で作っているときよりずっと楽しい。

そして増える泥団子の仲間たち。

遠目からI君がこちらを覗いている。

でも仲間には入らないようだ。

H君はそんなI君に興味津々

「僕はHちゃんだよ。Hちゃん。」

と自分の名前を呼んでほしいみたい。

でも2歳のI君はまだ言葉で伝えるのが苦手だ。

H君のお名前は今日はまだ呼んでくれないみたい。

すこし気長に待とう。

H君が何度かI君に話しかけている姿を見た。

そして今度は泥遊びをしているYちゃんに話しかける。

「I君が泥団子作りたいって。一緒にやろうよ。」

と言っていたのだ。

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おそらくI君はまだ「泥団子をやりたい」と言葉にするのは難しい。

「H君、I君がそう言っていたの?」

と聞くと

「違うよ。Hが『泥団子やりたい?』って聞いたんだ。そしたら笑ってくれたの。」

と言った。

「顔を見てI君の気持ちを、知ったんだね。」

と伝えると

「そうよ。」

と言って今度はH君が笑顔になった。

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そんなことをきっかけにI君は3,4歳のH君たちの中に入り遊んでいた。

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I君の気持ちをしっかり知ろうとしているのは

H君だけではない。

他の仲間も表情を見て、身振り手振りを見て

相手のことを知ろうとしている。

コミュニケーションはとてもスムーズだ。

蝶々に翻弄されたり

おままごとをしたりと

とても楽しそう。

言葉に固執しているのは大人だけ。

子ども達はそんなものは大した問題ではないと知っている。

心が通う瞬間は

笑顔だったり

一緒に過ごす空気感

言葉では表せない何かを胸いっぱいに受け止めているんだ。

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